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PMSがひどくなった!?様々な悪化原因の疑問を解説

PMSがひどくなった

「PMSが以前よりひどくなった…。」

そう感じる女性は非常に多く、もしかしたらあなたもそう思っているかもしれません。年齢や食事、ストレスなど、様々な要因がありますが、「産後にPMSがひどくなった」もしくは、「産後にPMSが軽くなった」という方は非常に多いです。

このPMSの症状の出方は個人差にも左右されますが、傾向として強く症状が現れやすいタイミングや環境などがあるものです。

 

こういった症状が辛くなりやすいタイミングは、PMSが起こる根本的な原因に大きく関係しており、そういった原因について追求することで辛さを軽減するためのポイントも見つけることが出来るかも知れません。

ここではPMSがひどくなった、悪化したと感じる方が悩まされているいくつかの要因についてお話していきます。

 

PMSが年齢によって悪化?特に気を付けたい更年期と30代

PMSの症状は、年齢によって悪化することがあります。

これは、実際の体の調子の変化が関係しているものと、その年代特有の生活習慣やライフステージにありがちな問題点などに関係しているものが原因として考えられます。

 

まず、実際の体の変化としては、更年期において悪化することがあります。

 

女性の体は初潮から閉経まで女性ホルモンのバランスによって月経が繰り返されるようになっています。ホルモンバランスは月経を司るものであるとともに、精神や体の調子にも影響を及ぼします。そのバランスは閉経前後の更年期に乱れやすくなり、その影響でPMSが悪化します。

 

また、生活の変化による悪化要因としては、子育てや仕事での責任や忙しさ、ストレスが考えられます。

特に30代前後は、これらの重圧が高まりやすい時期として悪化の可能性を持っています。毎日が充実していて楽しい時期ですが、ライブイベントの多い時こそ、しっかりと心身を休める必要があるということです。

 

食べ物や食生活の乱れがPMS悪化の原因になることも!

PMSと食べ物
PMSは月経の前に起こるホルモンバランスの乱れによって起こりやすく、その乱れは食べ物や食生活が原因となって引き起こされることもあります。また、普段の体調不良が月経前の頃にはより悪化することもあり、PMSの症状が強く出ているように感じられる場合もあるでしょう。

 

まず、ホルモンバランスを乱す食生活について考えてみましょう。

月経前は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのバランスが変わります。また「プロスタグランジン」という物質の分泌もピークとなり、これがいろいろな痛みを引き起こします。

プロスタグランジンは、プロスタン酸骨格をもつ一群の生理活性物質。アラキドン酸から生合成されるエイコサノイドの 1 つで、様々な強い生理活性を持つ。
引用:ウィキペディア「プロスタグランジン

 

これらの分泌のバランスを保つためには、食事の栄養バランスが重要です。偏った食生活をしていることで、バランスが乱れて症状が出やすくなることがあります。

また、低血糖や鉄分不足、塩分過多もPMSの症状の原因になると言われています。低血糖は炭水化物や糖の取りすぎによる血糖値の急な昇降によって起こります。これらが原因でイライラしたり、体のむくみが出やすくなります。

 

日常のストレスがPMSを悪化させる原因に!

PMSは忙しい30代に多くなりやすいと前述しましたが、忙しさや疲れによって蓄積される日常的なストレスは人の体に大きな影響を与えるものです。

ストレスを感じることで、自律神経やホルモン分泌の働きを乱します。完璧主義や几帳面な人、自分の感情を出して発散できずに我慢してしまう人などは、特に注意が必要となります。

 

適度にリラックスして日常を過ごして、ストレスとPMSの悪循環を繰り返さないようにすることが大切です。また、PMSの症状自体のつらさ自体がストレスとなって、さらに症状が悪くなることもあります。

 

なぜストレスが原因でPMSがひどくなる?

PMSが悪化するのは、ストレスを感じることで脳が緊張で疲れてしまい、正常な働きを失うためです。

ストレスは自律神経の交感神経を優位にして、血行を悪くします。するとホルモン分泌の働きも悪くなり、バランスを乱します。また、神経伝達物質のベータエンドルフィンやセロトニンも月経前に低下すると言われています。

これらは幸福感を高める作用のある物質で、低下することで抑うつ傾向やマイナス思考の原因となります。

 

産後にPMSの症状がひどくなることはある?

産後のPMSと生理痛

女性にとって妊娠、出産というのは非常に大きな変化です。

その変化は心身にも生活習慣にも大きな影響を与えます。そのため、産後にPMSの症状が悪化したという人が多く見られます。

 

産後のPMSの悪化を予防、改善するためには、女性一人ではなく周囲の協力などが必要となります。そのため、誰にも言えずに悩んでいる場合には要注意です。

精神面への影響によってイライラや起こりっぽさが進み、人間関係の悪化や育児への悪影響を起こすこともあります。

 

産後にPMSや生理痛がひどくなる理由

産後に症状が悪化する原因は、出産による女性ホルモンの急な変化と不慣れな赤ちゃんのいる生活が関係しています。

出産を終えると女性の体はまた元のように戻るために急激な変化を起こします。それによって一時的にホルモンバランスが崩れてしまうのです。それに加えて慣れない育児や夜泣きによる睡眠不足等が重なってストレスも溜まります。

これらの体への負担を改善できないままに月経が再開されることで、PMSの症状の悪化を引き起こします。

ホルモンバランスを整えることも重要ですが、ストレスを溜め込まないためにもパートナーの協力は大切ですし、軽い運動はもちろん、身内や友人に悩みは吐き出すなど工夫が必要です。

 

ピルを飲んでPMSが悪化した!?

ピルは本来避妊のために使われていたものですが、近年ではPMSや生理痛などの症状にも効果があると言われています。ピルをPMSの改善のために用いる医師も増えてきていますが、中には効果が出にくかったり症状が悪化してしまうといった人もいるようです。

【補足】代表的なピル
トリキュラートリキュラー
トリキュラーは日本で最も処方されているピルで、個人輸入通販でも売れ筋の商品です。避妊薬として知られているピルですが、妊娠しているときと同じ状態になるため避妊以外にも副効能としてPMSや生理痛の改善に期待できます。

 

ピルのPMSへの効果は、ホルモンバランスを整えることによる症状の緩和です。

エストロゲンとプロゲステロンに似た作用を持ったホルモンを含んだピルを投与することで排卵を抑制してホルモンバランスを安定させます。しかし、ピルにはいろいろな種類があり、それには副作用もついてくることがあります。

 

副作用としては頭痛や吐き気などのPMSとよく似た症状もあり、それがPMSの悪化のように感じられるのです。

ピルの効果には相性も大きく関係しているため、飲み続けていても体調不良が感じられる場合には医師に相談して違う種類に変えてもらったり、他の治療を行うことも必要です。また、PMSはピルで完全に症状が治るものではありません。

 

まとめ

PMSの症状は、女性ホルモンによって大きく左右されています。

女性の体はデリケートであり、ホルモンバランスは非常に乱れやすいものです。そのため、ちょっとした生活の変化や疲れ、ストレスなども大敵であり、そういった条件で症状が悪化することがあります。

PMSがつらかったりや悪化してきたように感じられる場合には、自分の身に起こった変化や日常生活を見直して、原因となるものを探すことが必要です。

 

PMSを治す効果が期待されているピルでさえも、その副作用や個人の相性によって悪影響を及ぼすこともあります。

症状悪化の原因は自分だけの力では改善できないこともありますが、周囲の協力を仰ぐことで緩和できる可能性もあります。特に毎日忙しく過ごしている女性は、たまには自分の生活を振り返ってみたり、ゆっくりと体を休ませる時間が必要です。

悪化しやすい時期には、生活や食事、ストレスのコントロールによって健やかに過ごせる工夫をしてみましょう。