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PMSで眠気がひどい…薬やサプリで改善できる?

PMSで眠気がひどい
生理前になると急な眠気に襲われたり、眠くて仕方がないといったことがありませんか?

実はこの眠気はPMS(月経前症候群)の症状の一つで、睡眠不足や鎮痛剤の副作用とは違う女性特有の症状です。他にもだるさや頭痛といった症状を起こすこともあり、運転をされる方は特に、油断していると大変なことになりかねません。

大事な時に眠気がきてしまうなど生活に支障をきたさないためにも、PMSで起こってしまう眠気の原因や改善方法についてお話していきたいと思います。

PMSで眠気がひどくなる原因

PMSの眠気は体温上昇が原因
PMSが原因で眠気がひどくなってしまうのは、様々な原因によって生み出されることになりますが、一つは体温が上昇することが要因になります。

人は体温が上昇すると、どんどん眠気を感じやすくなります。また、女性の生理自体が妊娠するための現象であることから、体を休めないと駄目だと思ってしまうので、PMSが原因で余計に眠気がひどくなってしまいます。

PMS時の体温上昇や眠気の直接的な原因となっているのは、プロゲステロンという成分です。

プロゲステロンは強烈な睡眠作用を持っていることで知られています。ホルモンバランスが乱れやすい排卵後から生理までの期間は特に、プロゲステロンが過度に分泌されやすくなり、眠気が起こりやすい状態になってしまいます。

睡眠作用は非常に強く、まるで睡眠薬を飲んでいるかのように辛い状況が続きます。

過眠症のうちでも女性特有の「月経前過眠症」

このPMSによる眠気は“月経前過眠症”ともよばれており、過眠症のうちでも女性特有の症状になります。

過眠症とは、睡眠が多いがそれでも眠いという状態であり、そのことが著しい苦痛あるいは機能の障害をもたらしているのが、睡眠障害である。

一日10時間以上の睡眠を最低2週間常に取っているか、日中に何度も居眠りをしてしまう場合に過眠症と診断される。

DSM-5の診断基準は、少なくとも3ヶ月間、週に少なくとも3回の症状が持続し、それが著しい苦痛や機能の障害をもたらしており、他の精神障害や、医学的疾患、薬物の影響ではないことを要求している。

引用:ウィキペディア「過眠症」

症状が重くなってしまうと、不安やイライラ、だるさや落ち着かないといった「うつ」のような状態になることもあり、最悪の場合には幻覚や記憶障害といったケースもあるため注意が必要です。

 

眠気がひどくてもカフェインの取りすぎは注意

PMSで眠気がひどくてもカフェインの過剰摂取は注意
“眠気”というと、コーヒーなどのカフェインを摂取することが効果的というイメージがあると思いますが、カフェインの過剰摂取はPMSに対しては逆効果になりかねません。

カフェインは1日に300mg以上の過剰摂取をすることで、ホルモンバランスが乱れるとも言われています。 PMSはカフェインの過剰摂取にも原因がある?

カフェインには血管を収縮させる作用もあるため、偏頭痛や貧血を起こすきっかけになったりと、眠気覚ましに効果的な反面、摂取しすぎるとデメリットもたくさんあります。

また、もう1つの注意点として、カフェインを飲むことで、夜になって突然眠れなくなってしまう時が出てしまいます。

夜になってカフェインの効果が出てしまい、眠りたいのに眠れないといったこともよくあることです。そうならないためにも、1日1杯だけ飲むなどとルールを決めて過剰摂取をしないようにすることが大切です。

眠気だけでなくだるさや頭痛なども伴う場合は病院で薬の処方を!

PMSで眠気以外の複数の症状があるなら病院で診察を!
生理前のPMSの時期に「何となくいつもより眠い…。」といった眠気であれば誰でも起こり得ることですから、先ほどのように適量のコーヒーを飲んだり、ストレッチをして気分をリフレッシュすることで十分に対策可能です。

ただ、ひどい眠気に伴って「イライラする」「だるい」「やる気が出ない」などと“うつ”のような状態が続いたり、それに伴った頭痛などによって身体的にも精神的にも辛いといった場合には、一度、病院での診察を受けることも検討しましょう。

重大な病気を引き起こしている可能性や、症状が長く続く状態で体が更に悲鳴を上げてしまうこともあるからです。

だるさや頭痛は、PMSでも起こりやすいことの1つです。ただ、通常はそこまで続くことはなく、少し休んだり、生理が終わると改善されることはよくあります。

長期間その状態が続いていたり、眠気やだるさによって生活に支障をきたすようなことがあるなら、病院で薬を処方してもらうことで、薬の効果だけでなく安心感も得ることができるので、あまりにひどい場合には病院へ行くことも検討しましょう。
PMSの病院での治療方法

生理前のPMSでの眠気に効果的な漢方

生理前にPMSの症状で眠気が出てしまった場合、病院や薬局で漢方の処方を受けることによって改善できる場合もあります。

漢方はそもそも「根本治癒」の考え方から成っており、複数の症状への効果を持っているためPMSではよく使用されます。代表的なものでいうと「桂枝茯苓丸」「加味逍遥散」などがあり、ドラッグストアやネット通販でも購入することは可能です。

漢方は1つの症状に対して効果を発揮しているのではなく、複数の効果によって複数の症状を改善できるようにしています。この改善効果がしっかりしているので、漢方の方がPMSには向いているところもあります。

服用する場合は、稀に副作用が出てしまうこともあるので、事前に説明を聞いておくことが大切です。

薬になるとピルや鎮痛剤、眠気や精神的な症状の場合には精神安定剤のような副作用の出やすいものになってしまうため、副作用の心配がある方には漢方がおすすめです。

眠気以外の複数の症状にはサプリなどでの根本的な改善も!

PMS改善にはサプリメントも活用
眠気以外にもPMSの症状が辛い場合には、サプリメントを利用することも改善方法の一つです。

サプリメントにはチェストベリーなどのホルモンバランスを整える成分に加えて、女性が不足しがちな栄養分がプラスされていることが多く、副作用の心配もほとんどないため、今注目されています。

漢方も比較的安全ですが、サプリメントはより安全だといえます。

効果としては、漢方と同じように徐々に現れるものなので時間が必要ですが、体への負担を考えると副作用の心配が極めて少ないためおすすめです。

眠気やだるさだけでなく、複数の症状が現れている場合で、病院で処方されるピルなどの副作用が心配だったり、より自然な方法でPMSを改善したい場合にはPMSサプリメントも活用してみてください。