PMS(月経前症候群)対策の専門サイト「LUNAPA!」

PMSとエストロゲンの深い関連性について

PMSとエストロゲン

生理前になると妙にイライラする、あるいは何でもないことにも落ち込んで泣きたくなる。また乳房が張って痛いとか、立っているのも辛いほどに体がだるい。

生理前にあらわれるこうした様々な精神的、身体的な不調は、現在ではPMS、生理前症候群と言われています。

 

PMSは生理の3~10日くらい前になるとあらわれ、そして生理が始まると共に不調が緩和されていき、やがては消えていくのが特徴です。

ただしPMSは、生理があるすべての女性にあらわれるものではありません。あらわれる症状にも個人差があり、また同一の人でも、月によってPMSが酷い月とそうでない月がある場合もあります。

 

年齢で症状が変化するのは女性ホルモンの影響?

年齢によっても症状の出方に差があると言われており、一般的には20代は身体的不調の方が強く出やすい、そして30代になるとそこに精神的な不調が加わると言われていますが、勿論これにも個人差があります。

 

about03_img02

20代の女性は、乳房のはり、下腹部痛や頭痛など、カラダの症状が強く出る傾向にあり、30代になると、20代の症状に加えて、精神的に不安定になる、攻撃的になるなど、ココロの症状が顕著に。特に30代では、PMSを「30代中期症候群」ともいうほど、PMSの症状に悩んでいる方が多くいます。

引用元:ライフステージで変化するPMS

 

PMSは、生理前にあらわれる精神的、身体的不調という以外、実はまだ詳細が明らかになっていないというのが事実です。そしてそれはどうしてPMSが起こるのかという点についても同様です。

人によって大きく症状が異なるPMS。実はその原因ははっきりとわかっていません。
一説によると、排卵後に訪れる「黄体期」に分泌される女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の急激な変動が関わっていると考えられています。

どうしてPMSになるの?より引用

 

その人の性格や考え方、ストレス、食生活や食嗜好、健康状態などが関係していると言われており、更に最近では、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンとの関連性も原因のひとつではないかと言われています。

 

PMSに大きく影響する2つの女性ホルモン

女性ホルモンには代表的な2つのものがあります。それがエストロゲンプロゲステロンです。

この2つのホルモンはそれぞれ果たしている役割が異なりますが、大切なのはその分泌バランスが極端に崩れていないことです。

 

PMSとホルモンバランス

画像:知ろう、治そう、PMS

 

プロゲステロンは体内の水分保持、食欲増加などの作用を持っていることからよく『おブスホルモン』などと言われることもありますが、だからと言ってこのホルモンの分泌量が極端に減少すると、女性の体には不調があらわれやすくなります。

そしてPMSの発症についても、ホルモンバランスの崩れが関係しているのではないかと言われています。

ストレスを感じたりすると体の中ではプロゲステロンに対する需要が高まります。すると高エストロゲン、低プロゲステロンの状態になるというわけです。

 

ホルモンバランスとセロトニンの働きにより症状が変わる

エストロゲンが優位になると、体内ではミネラルのひとつである銅に対する需要が高くなると言われています。体内の銅が増加すると、血中や脳の亜鉛が消失する可能性が高くなります。

するとセロトニンやドーパミンと言った脳内物質が減少するために、落ち込みやすさ、うつにも似た症状が出てくる、そしてそれが身体的不調にもつながると言うのがPMS発症のひとつのメカニズムではないかとされています。

 

また逆に低エストロゲン、高プロゲステロンになった場合は、むくみや体重増加、またイライラなどが出やすいとも言われています。いずれにしても女性ホルモンとPMS発症の間には、深い関連性があると言うわけです。

 

PMS対策にはエストロゲンとプロゲステロンの知識も必要

PMSには個人差がある。そしてその発症にはエストロゲンとプロゲステロンの分泌が深く関連している。それを踏まえた上で重要なのは、まずは自分のPMSの原因が何であるかを突き止めることが挙げられます。

 

女性ホルモンバランスの崩れが原因だとしても、果たしてエストロゲンとプロゲステロン、どちらが優位になっているのかと言うことは調べなければわかりません。

それが明らかになっていない状態でむやみやたらにホルモンに影響を及ぼすサプリや漢方薬などを利用しても、効果がないどころか逆にPMSの症状が悪化するおそれもあります。

 

PMSがひどい方は生理前に無理をしない

また生理前にはあまり無理をしないことも重要なことです。

特に生真面目な方、ストレスをためこみやすいと言う方、また日頃から頑張り過ぎて睡眠不足気味な方などは、PMSがあらわれやすい、悪化しやすいとも言われています。

 

ですからそうした方も含め、PMSを自覚している方は生理前には多少、自分に甘くなることも大切です。自分の生理周期を把握して、その時期には可能な限り大切な予定を入れないようにするのも良い方法です。

 

またホルモン分泌に直接、影響を与えない対策方法をとるのも重要なことです。ヨガやストレッチ、散歩や深呼吸などはリラックス効果があるため、とても良い対策だと言われています。

生理前症候群と言われているくらいですから、生理前のその時期を、いかに快適に、心地よく過ごすことができるよう心掛けるかが、PMS緩和の鍵を握っていると言えます。