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PMSと更年期障害との違い

PMSと更年期

なんとなく気分が沈んで鬱々とした気分になったり、イライラしてちょっとしたことでも気に障ったりすることで悩む女性がいらっしゃいます。

また、年齢を重ねるごとに症状がひどくなり、顔が火照ってしまったり、口がかわいていつもカラカラになってうまくしゃべれないと感じる方もいらっしゃいます。月経前にお腹が痛くなったり、気分が悪くなったりして起き上がれなくなってしまう方もいます。

こうした女性特有の症状はホルモンバランスの乱れにより引き起こされるものです。

 

PMSと更年期障害の症状は似ている?

女性は一生のうちに毎月の月経を繰り返し、排卵や出産を経験しますがこれらの症状はこうした月経周期に深く関わっているものです。こうした症状はPMSと呼ばれ多くの女性が悩まされていますが、似た症状に更年期障害というものもあります。

 

【更年期障害】

女性では、閉経(50歳前後)に女性ホルモンであるエストロゲンが低下することにより発生する。医師により「更年期障害」と診断される人は、更年期女性の2-3割とされ、心身の不調(ほてり・のぼせなどの血管運動神経症状)を呈する。

引用:ウィキペディア「更年期障害」

 

では、この二つの症状にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

どちらも似た不調を引き起こすものですが、実は全く違ったものなので、混同せずに正しい治療を行う必要があります。

PMSなのか、更年期特有の不調なのかということは月経が正しく毎月やってくるかどうかで判断することもできますが、血液検査などを行うことでさらに詳細に判断することができるので婦人科などを受診することがおすすめです。

 

PMSと更年期障害との大きな違い

更年期の特徴

PMSは別名生理前症候群と呼ばれるもので、月経の周期によりホルモンバランスが乱れることで引き起こされます。

女性は卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンが交互に優位になって毎月の排卵と月経を引き起こします。このバランスが崩れた時にPMSの症状が出てしまいます。

黄体ホルモンが優位になるとき、女性は気分がイライラしたり、吹き出物ができたり、お腹が痛くなったりします。それが生理前というケースが多いので生理前症候群と呼ばれているのです。

 

PMS(生理前症候群)は生理が周期的にやってくるのが特徴

この生理前症候群の特徴は更年期障害と違ってきちんと月経がやってくるということです。

28日周期という方もいれば、それより早かったり遅かったりする方もいますが、自分のペースで月経がやってくるのであればそれは更年期の症状ではなく生理前症候群です。

 

一方で、更年期とは閉経を挟んだ前後5年、トータルで10年間をさします。

年齢を重ねていくうちに女性機能は徐々に役目を終えて、女性ホルモンの分泌が減少していきます。その過程で体が様々な影響を受けて不調を引き起こすのが更年期障害です。

多くの方が50代で更年期を迎えますが、PMSとの違いは40代以上という年齢や月経が遅れがちになったり止まってしまうなどの症状が見られるということです。

 

PMSである場合の対処

こうしたPMSの婦人科などでの治療では低用量のピルなどを使用されるケースが多くあります。ホルモンバランスを補うことで、不快な症状を緩和することができるのです。

また、精神的なストレスはPMSの症状をさらに悪化させることがあるので、生理前はできるだけゆっくりとして体と心を休ませることも良い方法です。入浴でお腹を温めて過ごすなどの工夫もPMSには有効となります。

 

PMSは大変つらい症状ですが、月経が正しくやってくるということは女性としての機能が正常だということでもあります。

 

将来の妊娠や出産やに備えて体が正常に働いているということですから前向きに捉えて、症状を軽くさせる工夫をすることが必要です。

更年期障害に対処していくためには…

出産を経験するとこうした生理前症候群が嘘のように軽くなった、という方もいますのでこうした妊娠や出産をきっかけに症状が改善されるケースも多くあります。一方で更年期障害は年齢を重ねていく女性は誰でも起こりうるものです。

 

つらい症状が出た場合には無理をせずに、そうした体が変化していく過渡期にあるということを自分だけでなく周囲が理解することも大事です。

 

ちょっとしたことでイライラしたり、悲しくなってしまうという場合にはゆっくり休むことも有効ですし、クリニックではプラセンタ療法や漢方薬の処方などで症状を改善してくれますのでそうしたものを利用するのもおすすめです。